成年後見LS兵庫支部の研修に参加しました。
こんにちは、島川です。
毎日暑い日々が続きますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
各地で40℃近くの気温が観測されているということですので、私もスポーツ飲料や、塩分タブレットを持ち歩きながら日々仕事をしています。早いもので7月も終盤ですね。
今月は公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート兵庫支部の、5日間に渡る研修会に参加させて頂きました。
日本各地で人口の高齢化が進み、成年後見制度の需要が高まりつつある…という現実に対して、後見人という立場の責任の大きさや役割について深く考えさせられる5日間でした。
成年後見制度とは、精神上の障害(認知症や、知的障害等)により判断能力が欠けている方を保護・支援するための制度です。
後見人には、このような方々が自立した生活を営むことができるように、ご本人のために財産を管理したり、身上を保護する役割があります。
ご本人が安心、安全に日々を暮らしていくために今どのような支援が必要か?
預かった財産をご本人のためにどのように管理、活用していくべきか…?
人の数だけ人生やそれぞれの価値観があるように、支援の方法もその人に合わせたものを模索していく必要がございます。
何がご本人にとっての本当の幸せなのか、答えのない問題に向き合い続けるという意味では、司法書士業務の中である意味、最も難しい業務といえるかもしれません。
私自身、職業柄ついつい法律関係の本ばかり読んでしまいがちですが、法律相談や後見業務等で、相談者様の心の機微をキャッチして、より適切なご支援をご提案できるように、司法書士業務関係以外の知識を身につけたり、趣味や友人との時間も大切にしていきたいと思います。

研修の帰りに三ノ宮で、尊敬する先輩司法書士の先生方に美味しいご飯をご馳走して頂きました。
8月もしっかりと食事を摂って、暑さに負けずに頑張っていきたいと思います!